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【2025年版】セキュリティ対策の強い味方!脆弱性診断ツール完全ガイド20選

  • 執筆者の写真: シースリーレーヴ編集者
    シースリーレーヴ編集者
  • 2024年7月30日
  • 読了時間: 7分

更新日:2月18日

こんにちは!c3reveです!


「自社のシステム、本当に安全?」


そんな不安を抱えているITセキュリティ担当者や開発者のみなさまへ。

本記事では、初心者の方にも分かりやすく、脆弱性診断ツールの基礎から、選び方のポイント、導入後の活用方法、そしておすすめの最新ツールまでご紹介します。

これを読めば、最適なツールを選んで効果的なセキュリティ対策を実践し、企業の安全性をガッチリ守ることができます。


脆弱性診断



目次




1. なぜ、脆弱性診断ツールが必要なのか?

1,なぜ、脆弱性診断ツールが必要なのか?


脆弱性診断ツールとは、システムやネットワークに潜むセキュリティの弱点「脆弱性」を自動で見つけ出すためのツールです。

近年、サイバー攻撃はますます巧妙化しており、企業は常に情報漏洩やサービス停止の危機にさらされています。

だからこそ、早期に脆弱性を発見し対策を講じることが重要です。

脆弱性診断ツールを導入する主なメリットは以下の通りです。


  • 情報漏洩や不正アクセスによる被害を未然に防ぎ、企業の損失を最小限に抑える

  • 顧客情報などの重要データを守り、企業の信頼とブランドイメージを維持する

  • 法令違反のリスクを低減し、コンプライアンス遵守を徹底する




2. 脆弱性診断とペネトレーションテスト、その違いとは?


システムのセキュリティ対策として、「ペネトレーションテスト(ペンテスト)」という言葉を耳にすることもあるでしょう。

どちらもシステムのセキュリティを検証する手法ですが、その目的やアプローチは異なります。

項目

脆弱性診断

ペネトレーションテスト

目的

システムに存在する脆弱性を網羅的に発見する

攻撃者の視点に立ち、実際に悪用可能な脆弱性を特定する

手法

自動化ツールを用いたスキャン

セキュリティ専門家による手動での侵入テスト

実施頻度

定期的(月1回、四半期に1回など)

必要に応じて(システム更改時など)

イメージとしては、脆弱性診断は定期的な健康診断、ペネトレーションテストは専門医による精密検査と言えるでしょう。


弊社では、ただいま無料AI脆弱性診断のキャンペーンを実施中でございます。

まずはお気軽にご相談ください。

脆弱性診断



3. 賢いツールの選び方ガイド


脆弱性診断ツールは、様々な製品が出回っています。

自社にとって最適なツールを選ぶためには、以下の点を考慮することが重要です。


1. 必要な機能とツールの種類


  • スキャン能力: 対象となるシステムやネットワークの規模、種類、環境に適したスキャン能力を備えているか

  • 自動化機能: 定期的なスキャンやレポート作成を自動化できる機能があれば、運用負荷を軽減できます。

  • レポート生成: 検出された脆弱性の詳細や対策方法が分かりやすくまとめられたレポートを出力できるか

  • 互換性: 自社のシステム環境と互換性があり、スムーズに導入・運用できるか



2. 導入前に考慮すべきポイント


  • コスト: ツールの導入費用だけでなく、保守費用やライセンス更新費用なども考慮しましょう。無料ツールも多数あります。

  • スケーラビリティ: 将来的な事業規模の拡大やシステム変更にも柔軟に対応できる拡張性を備えているか

  • ユーザビリティ: 専門的な知識がなくても、簡単に操作・管理できる使いやすいか




4. 【無料/有料】おすすめ脆弱性診断ツール20選

4,【無料/有料】おすすめ脆弱性診断ツール20選


数あるツールの中から、特におすすめのツールを厳選しました!

無料ツール、有料ツール、Webアプリケーション向け、ネットワーク全体向けなど、様々なニーズに対応できるツールをピックアップしました。

ツール名

特徴

メリット

種類

Nessus

高度なスキャン機能、詳細なレポート生成

広範な脆弱性データベース、自動化機能

有料

OpenVAS

無料のオープンソースツール

コストパフォーマンスが高い、豊富なプラグイン

無料

Qualys

クラウドベースの脆弱性管理

スケーラビリティ、リアルタイムの脅威情報

有料

Acunetix

Webアプリケーションに特化

詳細なレポートと修正ガイド、シンプルなインターフェース

有料

Burp Suite

Webアプリケーションのセキュリティテスト

高度な機能と拡張性、プロフェッショナル向け

有料

Rapid7 Nexpose

リアルタイムの脆弱性管理

使いやすいダッシュボード、包括的なスキャン機能

有料

OpenSCAP

セキュリティコンプライアンスの自動化

無料ツール、豊富なセキュリティガイドライン

無料

クラウドベースの脆弱性管理

使いやすいインターフェース、統合性の高い脅威情報

有料

IBM QRadar

脅威インテリジェンスと統合

高度な分析機能、リアルタイムの脅威検出

有料

Microsoft Defender ATP

統合されたエンドポイント保護

マイクロソフトエコシステムとの統合、使いやすいUI

有料

Nikto

Webサーバー向けのオープンソースツール

軽量で高速なスキャン、無料で使用可能

無料

OWASP ZAP

開発者向けの無料ツール

学習コストが低い、広範なコミュニティサポート

無料

Aqua Security

コンテナセキュリティに特化

コンテナの脆弱性スキャン、Kubernetes対応

有料

Checkmarx

静的アプリケーションセキュリティテスト(SAST)

ソースコードレベルの脆弱性検出、開発プロセスに統合可能

有料

Fortify Static Code Analyzer

ソースコード分析

高精度の脆弱性検出、豊富な言語対応

有料

Retina Network Security Scanner

ネットワーク全体の脆弱性スキャン

詳細なスキャンレポート、リアルタイムの脅威情報

有料

SolarWinds MSP Risk Intelligence

データ漏洩リスクの評価

簡単なセットアップ、詳細なリスク分析

有料

GFI LanGuard

ネットワークセキュリティスキャナー

包括的なネットワークスキャン、自動パッチ管理

有料

AlienVault OSSIM

オープンソースのセキュリティ情報管理(SIEM)

統合された脅威インテリジェンス、無料で使用可能

無料

Anchore

コンテナイメージの脆弱性スキャン

開発プロセスへの簡単な統合、詳細なスキャンレポート

有料




5. ツール導入後も継続的な対策を


脆弱性診断ツールを導入したら、定期的なスキャンと結果に基づいた対策を継続していくことが重要です。

以下のステップで、脆弱性対策のPDCAサイクルを回しましょう。


  • 計画: スキャンの範囲、頻度、担当者などを決定する

  • 実施: 脆弱性診断ツールを用いて、システム全体をスキャンする

  • 評価: 検出された脆弱性の内容、危険度、影響範囲などを分析する

  • 改善: 優先順位を付け、脆弱性を修正するパッチの適用、設定変更などを行う



また、以下の様な対策も並行して行うことで、より強固なセキュリティ体制を構築できます。


  • 従業員へのセキュリティ教育: フィッシング詐欺対策など、具体的な事例を交えた研修を定期的に実施する

  • セキュリティポリシーの見直し: パスワード管理の強化など、最新の脅威や状況に合わせてセキュリティポリシーを見直し、継続的に改善する

  • インシデント対応計画の策定: 万が一、セキュリティインシデントが発生した場合に備え、迅速かつ適切な対応を行うための手順を事前に策定しておく




6. まとめ


今回は、脆弱性診断ツールの基礎から、選び方のポイント、導入後の活用方法、おすすめの最新ツールまで解説しました。

脆弱性診断ツールは、企業のセキュリティ対策において強力な武器となります。

ぜひ本記事を参考に、適切なツールを選定し、自社のセキュリティレベル向上に役立ててください。




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  • 最新のAI技術により、従来の手法では発見できなかった未知の脆弱性も検出可能です。

  • 「深刻・高・中・小・情報」の5段階評価で、問題点を明確化し、効果的な対策を導き出します。

  • 世界で活躍するホワイトハッカーが開発したAIエンジンを採用し、高い精度と信頼性を誇ります。

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まずはお気軽にご相談ください。


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最後まで読んでいただきありがとうございました!


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